マリアアザミの効果 肝臓の機能改善は栄養士に聞きましょう

マリアアザミの効果-肝臓の機能改善_サプリメントナビ

マリアアザミとは

マリアアザミは「ミルクシスル」とも呼ばれるハーブです。
肝臓をあらゆる毒から守る効果があり、ヨーロッパでは2000年前から肝臓の薬として使用されてきました。

煙草やお酒をたしなむ方にマリアアザミはオススメです。

肝臓を守る万能ハーブ

マリアアザミは肝臓の細胞の再生を助け、肝機能を改善する働きがあります。

ヨーロッパでは古くから民間療法で使用されていた他、ハーブ先進国であるドイツだけでなく、中国や韓国でも肝臓に対する効果があるとして使用されています。

日本ではサプリメントまたはハーブティーとして摂取するのが一般的です。

マリアアザミの効果・効能

肝臓の保護・再生・あらゆる症状の改善

マリアアザミは肝臓を保護する作用が非常に高いハーブです。

脂肪肝肝硬変アルコール性肝炎急性ウイルス肝炎その他肝機能障害など、あらゆる症状の改善に効果があります。
肝臓が傷つくのを防ぐだけでなく、再生を促したり肝臓の機能をアップさせるのもマリアアザミの効果です。
お酒に弱い方も、マリアアザミを取り入れることで悪酔いや二日酔いを防ぎやすくなるでしょう。

最強の肝臓保護物質「シリマリン」

マリアアザミは「シリマリン」と呼ばれる成分を含んでいます。
シリマリンは最強の肝臓保護物質の一つと言われており、マリアアザミにしか含まれていない成分です。

最強の肝臓保護物質と呼ばれるシリマリンには、以下三つの代表的な効果があります。

・たんぱく質の合成を促す
たんぱく質の合成を促す作用は、肝細胞の代謝・再生に関連しています。
たんぱく質の合成を促すことで肝細胞が傷つくのを予防し、傷んだ肝細胞の再生を促進します。

・肝障害の原因となる物質の作用を抑制する
シリマリンによって肝障害の原因となる物質をそもそも作用させないことで、肝障害を予防します。

・「グルタチオン」を増加させる。
シリマリンには「グルタチオン」という成分を増加させる働きがあります。
グルタチオンとは、肝臓の解毒力と抗酸化作用をアップさせる成分です。

つまりシリマリンは肝臓そのものを守って修復する上に、肝臓の機能も底上げしてくれるありがたい成分なのです。

高い血液浄化・デトックス作用

マリアアザミには高い血液浄化作用・デトックス作用があります。
この働きによって、ダイエットやアンチエイジングに対する効果も期待されています。

マリアアザミの飲み方

日本ではマリアアザミはサプリメントが主流です。
取り入れる際は用法・容量を必ず守りましょう。

マリアアザミを飲むタイミング

サプリメントは医薬品とは違い、飲む量・タイミングを柔軟にコントロールできるのが魅力です。
用法・容量を守った上で、自分に合ったタイミングでサプリメントを飲むと良いでしょう。

お酒を飲みすぎた日は、寝る前にマリアアザミのサプリメントを飲むのがオススメです。
体内の代謝は眠っている間が最も活発になるため、マリアアザミを摂ることでさらに肝臓の代謝を高めることができます。

元々お酒に弱いという方は、お酒を飲む前にマリアアザミのサプリメントを飲んでおくとよいでしょう。

肝機能などの体質を改善したい方は、マリアアザミのサプリメントを習慣的に飲むのがオススメです。
朝・昼・晩など飲む時間帯を分けることで、体内に均一に成分を行き渡らせることができます。

マリアアザミを習慣化する場合は、食前30分に飲むと良いでしょう。
食前30分というタイミングを守るのは最初は難しいかもしれませんが、食事のリズムを整えることで生活習慣の改善にもつながります。

マリアアザミをハーブティーで飲む

マリアアザミはハーブティーとしても楽しめます。
ヨーロッパの民間療法では、マリアアザミの種子を熱湯で煎じたものを飲んでいました。

マリアアザミをハーブティーにする場合は、葉ではなく種子を使います。
種子を乳鉢で擦ったり表皮を砕いて、中身の成分を抽出します。

マリアアザミは味も香りもほとんどしないハーブティーなので、他のハーブとブレンドして飲むのがオススメです。
目的に合わせて、様々なブレンドを楽しみましょう。

日中にマリアアザミのハーブティーを飲む場合は、サプリメントと同じように時間帯を分けて飲むのがオススメです。
ハーブティーとはいえ薬効のある成分なので、種子で1日15g程度の摂取に抑えましょう。

マリアアザミを飲む時の注意点は?

マリアアザミは犬や猫の治療にも使用されるほど身体に優しいハーブです。
用法・容量を守った場合、身体に対する悪影響はほとんどないとされています。
ごくまれに胃の不調を感じる人がいるようですが、それもかなりまれな例と言ってよいでしょう。

抗がん剤とマリアアザミを併用したことで、抗がん剤による肝臓の負担が軽減したという研究結果もあります。
抗がん剤は使用した後も老廃物が排泄されるまで長く毒作用の残る医薬品です。
マリアアザミによって、化学薬品でもある医薬品の負担や副作用を軽減することができるのです。

こんな人はマリアアザミの摂取に注意

とはいえ、以下の方はマリアアザミの摂取に注意が必要です。

キクアレルギーの人

マリアアザミはキク科の植物です。
キクアレルギーの方は基本的にマリアアザミは摂取しないようにしましょう。

妊娠中・授乳中の方

マリアアザミは母乳の量・質を改善してくれるハーブなので、マリアアザミを取り入れたいというお母さんは多いでしょう。
けれどマリアアザミを取り入れる前に、必ず一度医師に相談するようにしましょう。
マリアアザミ自体は問題がなくても、サプリメントに含まれる他の成分が身体に合わない場合があります。

医薬品・サプリメントと併用したい方

医薬品や他のサプリメントとマリアアザミを併用したい場合も、医師や専門家に相談するようにしましょう。
マリアアザミは代謝に関係するハーブなので、医薬品の効果が過剰になったり逆に弱くなる可能性があります。

薬剤代謝酵素を服用している人

医薬品の中でも薬剤代謝酵素を服用している人は、マリアアザミを取り入れる前に必ず医師に相談しましょう。
マリアアザミは肝臓に作用するため、酵素の働きが過剰になったり弱化されることがあります。

マリアアザミの副作用

マリアアザミを摂取して吐き気や下痢、消化不良や頭痛などの症状が現れた場合、マリアアザミが身体に合わないというサインの可能性があります。
飲むのをやめたり量を減らすなどして様子を見るようにしましょう。

脂肪肝をマリアアザミで改善

脂肪肝とは中性脂肪が肝臓に溜まり、肝臓の機能が低下してしまう状態のことです。
肝臓はもともと体内で一番最初に脂肪が溜まる場所でもあります。

最近では脂肪肝は生活習慣病や病気の入り口として捉えられており、糖尿病や通風、肝硬変や肝臓がんのきっかけにもなるとされています。
脂肪肝になることで、疲れやすくなったりだるさが取れなかったり、食欲不振や悪酔いしてしまうなどの症状が現れます。

脂肪肝の原因は食べ過ぎ・飲みすぎです。
現代の食生活によって、脂肪肝は急増しています。

脂肪肝は食事量や運動量を調整することで改善されますが、脂肪肝に至ったまでの生活習慣を改善していくのは難しいことでもあるでしょう。
そこで食事量・運動量の調整とともに、マリアアザミを取り入れるのがオススメです。

脂肪肝は肝臓の細胞が脂肪に埋まっている状態です。
マリアアザミはそんな肝臓の細胞に働きかけ、脂肪の排出を促進し、脂肪に埋まったことで傷ついた細胞を新しくする効果があります。
生活習慣の見直しとともにマリアアザミを取り入れることで、より効率的に脂肪肝を改善できるのです。

母乳のお悩みにマリアアザミ

マリアアザミは別名「ミルクシスル」とも呼ばれます。
この名前は聖母マリアのミルクが由来であるという説と、母乳の出をよくするハーブだったからという説があります。

マリアアザミには母乳の流れを改善し、分泌量を増やす効果があります。
母乳の量や質に悩んでいるお母さんは、医師に相談した上で一度マリアアザミを試してみてはいかがでしょうか。

母乳の改善にオススメの飲み方

マリアアザミはサプリメントかハーブティーが代表的な飲み方です。

サプリメントは手軽かつ準備も簡単なので、育児に忙しいお母さんでも簡単に取り入れることができます。

ハーブティーは身体を温める効果がある他、母乳にとって重要な水分を補うことができます。
さらにリラックス効果も期待できるため、薬効以外でも母乳に働きかけてくれる飲み方です。

授乳中の方がハーブティーを飲む際は、ノンカフェインのものを選ぶようにしましょう。

母乳の改善を目的にマリアアザミのハーブティーを飲む場合は、「フェヌグリーク」というハーブとのブレンドがオススメです。
フェヌグリークは別名「コロハ」とも言い、こちらも母乳の質をアップし、分泌を改善してくれます。

マリアアザミを大量に摂取してしまうと、時々腹痛や下痢の症状が現れることがあります。
サプリメントもハーブティーもまずは少量から試すようにしましょう。

マリアアザミの科学的根拠

マリアアザミの高い薬効は、実験によっても証明されています。

動物にマリアアザミを使用した例

ねずみに対して肝臓を徐々に破壊する化学物質を投与した実験で、通常のねずみは130日で100%死亡しました。
一方マリアアザミを同時に投与したねずみは、70%が生存しました。

肝機能障害の患者にマリアアザミを使用した例

1992年にドイツで行われた実験で、脂肪肝・肝炎・肝硬変の患者約2600名に8週間マリアアザミを服用させました。
8週間の摂取の結果、肝臓の損傷を示す酵素の血中値が平均で46%下がり、63%の患者の吐き気や疲労・食欲不振や腹部膨張などの症状が消えました。
また肝臓が肥大していた患者は、27%がサイズが正常化し、56%が劇的にサイズが縮小しました。

アルコールによって肝臓が損傷した患者にマリアアザミを使用した例

ドイツで行われた実験で、アルコールによって肝臓が損傷した116名の患者に、1日420mgのマリアアザミの抽出物を摂取させました。
その結果、摂取から2週間以内で根本的な治癒効果が確認されました。

アルコールによる肝機能障害の患者にマリアアザミを使用した例

1981年にドイツで行われた実験で、アルコールによる脂肪肝・肝硬変・アルコール性肝炎の患者19名にマリアアザミを摂取させました。
その結果、摂取開始から2ヵ月後に肝機能の顕著な改善が確認されました。

サプリメントの選び方

マリアアザミは肝臓に対して高い効果がある他、母乳育児をしたいと思っているお母さんにもありがたいハーブです。
しかし薬効が高い分不安があったり、妊娠中や授乳中の方はサプリメントを取り入れるのに抵抗がある方もいるでしょう。

ヘルシーワンでは薬剤師がサプリメントの相談に乗ってくれます。
マリアアザミを取り入れてみたいけれど不安がある、という方は、ぜひ一度ヘルシーワンに相談してみてください。

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